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雷が起きる7つの段階
雷は、積乱雲の中で電気が分かれてたまり、空気を突き抜けて一気に流れる「放電」です。雲が育つところから、光と音が生まれるまでを順番に見てみましょう。

1暖かく湿った空気が上昇
日差しで地面が温められると、地面の近くにある暖かく湿った空気が軽くなり、上空へ昇っていきます。この強い上向きの流れが、雷雲を育てる出発点です。

2積乱雲が高く成長
上昇した空気は、上空で冷えて水滴や氷の粒になります。上昇気流が強く続くと、雲は縦に大きく発達し、雷を生みやすい積乱雲になります。

3氷の粒どうしが衝突
積乱雲の中では、軽い氷晶と少し重いあられが激しい空気の流れに乗って動き、何度もぶつかります。この衝突によって、それぞれが異なる電気を帯びます。

4電気が上下に分かれる
軽い氷晶は上昇気流で雲の上へ、重いあられは下へ動きやすくなります。その結果、雲の上部にはプラス、下部にはマイナスの電気が多く集まります。

5電気が限界までたまる
空気はふだん電気を通しにくい絶縁体です。しかし、雲の中や雲と地面の間に電気がたまり続けると、空気が電気を止めきれなくなり、放電の通り道が作られます。

6一気に放電する
電気の通り道がつながると、大きな電流が一気に流れます。このとき見える強い光が「電光」です。周囲の空気が急激に熱せられて膨張し、その振動が「雷鳴」として聞こえます。

7雷鳴が聞こえたら避難
遠くでゴロゴロと聞こえた時点で、すでに雷が届く範囲にいる可能性があります。すぐに丈夫な建物や窓を閉めた車の中へ移動しましょう。木の下での雨宿りは危険です。
まとめ:雷は積乱雲の中の電気が一気に流れる現象
- 暖かく湿った空気が上昇し、積乱雲が発達する
- 氷晶とあられが衝突し、プラスとマイナスの電気が分かれる
- 電気が限界までたまると、空気の絶縁が破られて放電する
- 放電の光が電光、急に熱せられた空気の振動が雷鳴になる
