食べすぎたエネルギーはどこへ行く?余ったカロリーが脂肪になる仕組みを解説

食べ物から得たエネルギーが体内で使われ、グリコーゲンや脂肪として保存される流れ

食べ物から取り込んだエネルギーは、すぐにすべて体脂肪へ変わるわけではありません。まずは呼吸や心臓、脳、内臓、体温維持、体を動かすために使われます。

すぐに使わない糖の一部はグリコーゲンとして肝臓や筋肉へ保存され、使う量を上回る状態が続くと、余ったエネルギーは主に中性脂肪として脂肪細胞へ蓄えられます。

エネルギーの行き先を6段階で見てみよう

カードを押すと、その説明へ移動します。

※一度の食べすぎだけで体形が決まるわけではありません。体重には多くの要因が関係します。

食べ物が消化され、糖や脂肪酸、アミノ酸などの小さな材料になって吸収される様子

食べ物を小さな材料に

食べ物に含まれる糖質、脂質、たんぱく質は、消化によって体が扱える小さな材料へ分解され、小腸などから吸収されます。

吸収した栄養が心臓、脳、肺、内臓、筋肉などへ届き、生命維持や活動に使われる様子

まずは体が今使う

吸収された栄養は、呼吸、心臓の動き、体温維持、脳や内臓の働き、日常動作などに使われます。眠っている間も体はエネルギーを使っています。

すぐに使わない糖の一部がグリコーゲンとして肝臓と筋肉に保存される様子

糖の一部を予備保存

すぐに使わない糖の一部は、グリコーゲンという形にまとめられ、主に肝臓と筋肉へ比較的使いやすい予備エネルギーとして保存されます。

使う量を上回ったエネルギーが中性脂肪として脂肪細胞へ保存される様子

余りは脂肪細胞へ

使う量を上回るエネルギーが続くと、余った分は主に中性脂肪の形で脂肪細胞へ蓄えられ、必要になったときに使える長期のエネルギーになります。

脂肪の保存が増えるにつれて脂肪細胞が大きくなり、長期的には新しい脂肪細胞が加わることがある様子

脂肪細胞が変化する

保存される脂肪が増えると、脂肪細胞はまず大きくなります。余剰が長く続く状況では、脂肪細胞の数が増える場合もあります。

長期のエネルギーバランスと食事、活動、睡眠、遺伝、薬、健康状態、ストレス、生活環境の関係

体重は長い時間で変わる

一度の食べすぎだけで体形が決まるわけではありません。長い期間のエネルギーバランスに加え、睡眠、遺伝、薬、健康状態、ストレス、生活環境なども関係します。

体重の変化が気になるとき

体重は日々変動しますが、食事や活動量だけでは説明しにくい変化には、薬や病気などが関係することもあります。

  • 短期間に理由の分からない大きな増減がある
  • 強いむくみ、息苦しさ、動悸などを伴う
  • 薬を始めてから体重や食欲が大きく変わった
  • 食べることや体重への不安が生活に影響している

当てはまる場合は、無理な食事制限を始める前に医療機関へ相談してください。服用中の薬を自己判断で中止しないでください。

まとめ

1

食べ物は消化・吸収され、体が使える小さな材料になります。

2

エネルギーは生命維持や日常活動のために、休んでいる間も使われます。

3

糖の一部はグリコーゲンとして、主に肝臓と筋肉へ予備保存されます。

4

長く余るエネルギーは、主に中性脂肪として脂肪細胞へ保存されます。

大切なのは、一度の食事だけで体形が決まるわけではないこと。体重には長い時間のエネルギーバランスだけでなく、睡眠、遺伝、薬、健康状態、ストレス、生活環境など多くの要因が関係します。

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